(第9回目資料)
1990.12
*基本的な会話について 1
1 ネp nep なに(正体のわかりやすい物などに対して用いる) <タアンペ ネp タ アン=これはなんですか><タンペ ネp タ アン=これはなんですか><タンペ チエp ルウェ ネ=これは魚だよ><トペンペ ネ クス=お菓子だよ><エ コr レヘ ネp ネ ヤ=あなたの名前はなんですか><エ コr レヘ ネp イタk=あなたの名前はなんと言いますか><ク コr レヘ A ネ ワ=私の名前はAだよ><ク コr レヘ A ネ クス=私の名前はAです>
2 タアンペ taanpe これ(強調するときに使う)
3 タンペ tanpe これ
4 チエp ciep 魚(サケ以外の魚)
5 トペンペ topenpe 甘いもの(お菓子、飴の類。甘い樹液)
6 コr kor 持つ
7 re 名前 <所属形=レヘ>
8 イタk itak 言う 話し
9 へマンタ hemanta なに(正体不明の物などに対して用いる) <タンペ ヘマンタ アン=これはなんですか><ク エラmペテk=私にはわからない>(ネpは、目に見える物がなんであるかわからないときに用い、ヘマンタは、目に見えても気持ちの悪いもの、あるいは目に見えない化物や霊現象のような正体のわからない物に対して用いる)
10 エラmペテk erampetek わからない
11 ネpカ nepka なにか なにも <ネpカ エ エラmアン=なにか知っていますか><ネpカ ク エラmペテk=なにも知りません><ネpカ イコr でも ウk したか=なにかお金でも受け取ったのか><ネpカ イサm=なにもない>
12 エラmアン eraman わかる
13 イコr ikor 宝物、お金
14 ウk uk 受け取る
15 イサm isam ない
16 ヘンパラ henpara いつ <ヘンパラ エ オマン ヤ=いつ行かれますか>
17 オマン oman 行く(単数)
18 ヘンパノ henpano 早く <ヘンパノ オマン ワ チクニ コr エk ワ アペアレ=早く行って薪を持って来て火を焚け><ヘンパノ ホプニ ワ ナヌフ フライェ=早く起きて顔を洗え><ヘンパノ オマン ナ=早く行きなさい><ヘンパノ スケ=早く飯作れ>
19 チクニ cikuni
20 エk ek 来る(単数) <タアンタ エk=ここへ来い>
21 タアンタ taanta ここ
22 アペアレ apeare 火を燃やす
23 ホプニ hopuni 起きる
24 ネィタ neyta どこに <ネィタ アン ナ=どこにいますか><チセ ワ アン ナ=家にいます><ネィタ オマン ナ=どこに行くの><ネィタ エk ナ=どこから来たの><ピsタ ク オマン ワ モンラィケ クス ク エk ナ=私は、浜へ行って働いて来ますよ><ネィタ モンラィケ アン ナ=どこで働いていますか><エ コr チセ ネィタ アン ナ=あなたの家はどこですか><ピsタ オカィ ナ=浜に(住んで)いるよ>
25 パイェ paye 行く(複数) <パイェ アン ロ=行きましょう>
26 パイェ paye 行かれる (敬語。相手が一人でも、丁寧に言うときはパイェを使う)
27 ピsタ pista 浜に
28 モンライケ monrayke 仕事、働く
29 クス kusu 〜ので
30 オカィ okay 居る
31 ネゥノ newno どこ <ネゥノ エk ナ=どこから来たの><ネゥノ オマン ナ=どこへ行くの>
32 ヘンパkペ henpakpe いくつ
33 エラムシカリ eramusikari わからない
34 パケs pakes 儀式のときに、参加した女性へ分け与える酒 (神に祈る際に使った酒の残りを、儀式に参加している女性に与える)
35 スワッ suwat 炉鍵
36 アペクr apekur 火にあたる
37 クィクィ kuykuy 噛む(何度も噛む)
38 オテッテrケ otetterke 踏みつける
39 ヌヤヌヤ nuyanuya 触る まさぐる
40 ホトゥィパ hotuypa 呼ぶ (少し離れたところにいる人を呼ぶ)
41 クッチャm kutcam (物語などを語るときの節)
42 トノト tonoto (自分たちが醸造した酒も含めて、酒はすべてトノトと言うと)
43 エsナ esna くしゃみ
44 ウセィ usey <ウセィ コr エk=湯を持って来る>(近年は、お茶を指して使われることが多い)
45 ヌィナ nuyna 隠す
46 オsマkヘメスpぺ osmakhemesuppe 頭の悪い者 (オsマケヘメスpとも言う)

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